信頼を得るまでには
「信頼を得るまでには大変な時間がかかるが、崩れるのは一瞬だ」
今日、お昼を一緒にとった人がこう話していた。
今、彼は業界の中で新しい取り組みを始めようとしている。
そのお手伝いを私に頼んでくれていて、何度か話をしていた中で、
今日は初めて一緒にご飯を食べたのだ。
彼は、世間ではそろそろ嘱託も終わりそうな年齢であるが、
自営業を営んでいるため、まだまだ現役である。
自分の事業のためだけじゃなく、業界がどうやって生き残るか、
雇われるのではなく、親方として若い人材が仕事をしていけるかに腐心している。
けど、それは単なる自己犠牲ではなく、どこかで知った受け売りでもなく、どのようにしてこの地で実現していけるか、誰と話を進めていくかうまく動いていくかを綿密に考えている。
それが、「譲れない一線をもち、あとは遊びを残す」ことだ、と彼は言った。
冒頭の信頼の話も、どれだけ仲間で一生懸命やってきていても、
どこかで足を踏み外せば、すべてが壊れてしまう。
だからこそ、慎重なところは慎重にやりたいんだ、と言っていた。
鴨川を始め、どこも人手不足で高齢化が進行しているのだが、まだまだ明日に希望をもって、よい地域にしていこう、働いていける現場を残そうとしている人たちがいる。
私は、そんな人たちと一緒に歩いていきたいし、私自身もよい地域にしていくためにとりくんでいきたい。






