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Rさんのこと

「なあ首藤、このことわかる?」

とよく電話をくれる人がいた。

彼は私の2歳上で、最初の出会いは消防団でだった。私が操法大会の要員となったときは、指揮者として私たちを引っ張ってくれた。よそから来た私にも、「すどう、すどう」と何かと声をかけてくれて、気にかけてくれた。

秘書の仕事を始めてからは、県議の後援会の役員として、重要なところでの役割を果たしてくれた。会社に行っては、「Rさん、これお願いしたいんですけど」とお願いした。「しょうがねぇなぁ」と言いながらも、快く引き受けてくれて、見事にその役割を果たしてくれた。

先週末には、「会社に使えるいい補助金はないか?」と問い合わせをくれて、私から返答をして、何とかうまく展開できるよう進めていきましょう、という話をしたばかりだった。

そんなRさんが、急逝してしまった。最初に電話をもらったときは、何を言われているかわからず。どうやら事実だということがわかっても、混乱している。翌日から、毎日会社に伺って様子を聞いて。自分のできることはないかと考えていたけど、仕事をしていても、何をしてもぼーっとして凡ミスをしてしまったり。

昨日今日で葬儀を終えた。受付をやらせてもらって、最後のお別れもして、お骨上げまで行かせてもらった。でも、実感がわかないのが本当のところで、まだ受け止め切れていないのだった。

告別式から帰ってきて、いてもたってもいられなくなって、なぜか草刈り作業を始めた。とにかく、体を動かしていないと心が落ち着かない。

振り返ってみれば、私が鴨川に来て暮らせているのは、もちろんいろんな人の助けがあってのことだけど、その中でもRさんはいつも私のことを気にかけてくれた。そして、これは私に対してだけでなく、Rさんは、みんなに対してそうだった。そのことは、葬儀の際で涙をこらえられない人がたくさんいたことで改めて感じた。

家に帰ってきて、これを書いていても、まったく心が整理できていなくて、心が落ち着いていない。明日からも日常が続いていくのだろうけど、しゃんとして生きていかねばならない。

Rさん、本当にありがとうございました。

(写真は、本当に厳しい選挙だった2019年3月末の出陣式の場面。みなさんのおかげで、劇的な勝利を果たすことができた!)

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