稲刈りの前なのに…

朝から、田の畔から水漏れを防ぐために張る畦波シートをはがす作業を行う。もう雨はいらないし、稲刈り前には畦をきれいに草刈りするので、その草刈りの邪魔にもなるためだ。5月から約3か月間のお役目を終えたシートをはがし、きれいに巻き取って、ひもで縛って来年まで保管する。
そのあとは、”みのて”と呼ばれる、水の出入り口に積んである土をよけて、雨が降っても、水がたまらずに水が流れていくようにしてやる。
そう、これから稲刈りまではもう水はいらないのだ。むしろ、稲刈りまではしっかり晴れてもらって、田の土が乾いてひび割れるくらいになってもらわないと、コンバインなどを入れることができない。
ところが、今は雨。台風15号が奇妙な進路をたどって茨城県南部に上陸している。直撃ではないものの、結構強く降っている。
雨が降ると田んぼがどうなるかというと、稲が倒れてしまうのだった。水が切れているところに雨が降り、風が吹くと実った稲穂が重くて倒れてしまう。倒れてしまうと、コンバインで稲刈りがしづらくなるし、さらに田に水が溜まっていると稲穂から発芽してしまうのであった。
夕方田んぼを見に行くと、少し倒れてしまっていた。何とか無事に済んでもらいたいが、祈ることしかできない。










